赤い音楽と青い服

音楽、ファッション、映画でいい感じに飛び跳ねるブログ。

米津玄師の人気の出かたが、邦楽ロックバンドの売れ方を変える。



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今回は、米津玄師について書きますよ。最近のメディアのプッシュの仕方が半端ないですね。どうやって売れたのか調べてみたところ、大変興味深かったんで。『よねづけんし』って読み方なんだってよ。

年齢は24歳。若くね。若いね。でも最近は若者がいい音楽を作りますね。音楽こじらせると、アンダーグラウンドに行ってしまいがちなんでね。でもそのシーンのほうが僕は好き。でも米津玄師はバンプオブチキンとかアジカンとか聴いていたらしく、かなり影響を感じる。僕もその世代なんで、懐かしい感じで聴いてる。さて本題へ。

米津玄師の売れ方

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以前、『口語調でロック史を解説』で言ったようにアークティクモンキーズというバンドはネットで話題になって注目を浴びてからヒットしたバンドだ。米津玄師はその売れ方と似ているのだ。

 

最初は『ニコニコ動画』に動画を投稿してヒットしていった。最初は本人歌唱だったが、後にボーカロイド時期があって注目されて売れたようだ。名前は『ハチ』だったようだ。

HACHI / MATORYOSHKA

ボーカロイドでいろいろ作るのって、すさまじく時間がかかるので単純に尊敬だね。てかカリンカってなんだよ!!!ちょっと聴いただけでも『売れるんじゃねーか』って思うね。

あと、音楽のほかにも絵を描ける。神は2物を与えずって言うくせに、ぼくには何も与えないで米津玄師にはめちゃくちゃ与えたよう。神様もバグることがあるようだ。

まあ。ここからめちゃんこ注目されて、デビューに至ったわけだ。デビューしたら、本人歌唱に戻しましたよ。こんな感じです。

米津玄師/アイネクライネ

普通に歌うまいのに!!最初から歌えばよかったのに!!って思ったら大間違いだ。なぜかというと、普通にうたってたら売れなかったと僕は思うのだ。それがこのネット社会の面白いところ。さて、なぜ最初から歌ではいけなかったのかを考えてみよう。

目の付け所がシャープでしょ。

米津玄師は、『ニコニコ動画』のアニメ文化をうまく利用した。ニコニコ動画はもちろんアニメとかボカロとかが好きな人たちが大量にいる。その中で、ボカロの全盛期であった時代に参入できたことが大きい。勿論、激戦区ではあったが、その中でうまく評価を得ることができた。人気に火が付くと一気にスターになれる環境下で勝負したのだ。

適切な場所での適切な努力が実を結んだ結果である。決してaudio leafやsound cloudで普通に音源を公開してもそこでは似たような競合がとにかく多いし、火がついてもそこまで大きなムーブメントにはならない。『ボカロ』という波にうまくのり、その後うまくソロアーティストとしてシフトできたことは賞賛に値する。

まぁこれはあくまで推測で、最初から歌でもヒットはしていたのかもしれないけどね。とにかくネットから火がついて、メジャーデビューするという方法が、日本でも可能だということを証明した一人のアーティストとしては評価できる、と僕は思う。今ではロッキンオンの表紙だからさらに驚きだ。

デビューの仕方の一般的な方法でいうと、今はライブで下積みをして、知名度を上げてツアーをしてお客さんをついてこれるようになったらデビューという感じだ。しかし、米津玄師のやり方を考えると、なるほど、この間のごたごたをネットで簡潔に済ませることができるようになる。勿論、ネットの世界も激戦区なので、『どちらが楽か』というわけではないが、手っ取り早く今日からでも始められるのはまさしくネットの方だろう。

まとめ

今後こう言ったデビューの仕方が主流になってきてしまえば、アーティストの下積みは全く持って不必要になる。時代の流れかもしれないが、もしあなたがお金がなく、ライブをする時間も気持ちもなければ、ひたすら動画サイトに音源をアップしてみるのもいいのかもしれない。安上がりにメジャーデビューも夢ではないはずだ。

極論ではあるが、ライブハウスや、音楽関係者といった人たちの不要論が出てくるのかもしれない。売れたいバンドマンにとって大事なのはマーケティング。売れたいバンドマンのスキルに、『露出を増やすためのウェブマーケティング』が必須になる時代はもうすでに訪れている。

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