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赤い音楽と青い服

音楽、ファッション、映画でいい感じに飛び跳ねるブログ。

ダサいくせにかっこいい。イギリスのひねくれピュアボーイズ The Smiths



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今回はスミス。魅力たっぷりで今なお影響力の大きいバンド。

The Smiths

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1980年代、イギリスの若者から絶大な支持を得ていたバンドだ。自虐的な歌詞と繊細なメロディーは当時イギリス国内の内向的な思春期の若者たちに受け入れられる。The smithsが与えた視点、アートワーク、世界観は90年代のオルタナティブ、ポップバンドに大きな影響を与えた。

すばらしい世界感

まずアートワークを見てほしい。the smithsのアートワークは珍しく彼らの顔や容姿は一切出ない。そしてジャケットに使われるのは青春の象徴であったり、Voモリッシーの興味のあるものだったりする。本当にThe smithsはセンチメンタルな若者の感情を表現しようとしている。

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The Smithsのアルバム、Meat is Murder。なんだか切ない。

音楽性

音楽を聴いてみるとわかると思うが、本当に甘く、キラキラしている。私達は年を取るごとに大人になり、また沢山の知識と常識の間で辟易し、萎縮し、心が雑多になっていく。(それはそれでまた味わい深いものであるが)一方、少年の心は純粋で透き通っている。その心を忘れてはいけないというようにsmithsは訴えかけているようで、少年には共感を、大人には革新とノスタルジーを与えた。シンセサイザー等のニューウェーブが盛んだった当時、スミスはバンドサウンドを求める若者の拠り所であった。

The Smiths/There is A Light That Never Goes out

歌詞

根がネガティブな自虐歌詞。PANICという曲では、DJはくだらない曲ばっかりかけるなといったように敵対心をむき出しにした歌詞。The Headmaster Ritualという曲では、家に帰りたい、と繰り返す少年の歌。まさしく今で言うリア充の逆を行く歌詞。青春パンクのように荒々しいものではなく、むしろ寄り暗く陰湿で、そしてそこの心のピュアな部分を表現すると同時に、その時代の理不尽さも捉えるように感じ取れる。

まとめ

活動はたったの4年間、しかし今現在でもスミスのセンチメンタルな心理の描写に影響を与えられるバンドは沢山ある。また、僕の周りでもスミスを聞く10代20代の若者も多くいる。センチメンタルは国境を越える。音楽には言語以外に音で伝える方法がある。その認識力を高めたのがスミスというバンドなのかもしれないと思うのだ。