赤い音楽と青い服

音楽、ファッション、映画でいい感じに飛び跳ねるブログ。

癖を愛せない、音楽的に『潔癖症』な人たちへ。



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どうも。最近はいろいろなインタビューを見ます。アーティストのインタビュー記事結構好きなんですよ。そんななかアジカンのゴッチがこんなことをいっていた。

 

 

後藤「人の能力ってそうですよね」

TOSHI-LOW「もっといろんな意味で能力が評価されるべきで。音楽でも感じない? いつの間にかさ、ピッチが外れないことやリズムが正確なことが求められてきて。バンドの本質的な部分、オリジナリティとか、そいつのやりたいこと、っていうのがだんだん消えていく気がして。それは聴いてるオーディエンス側もそうなんだよね」

後藤「みんな、上手い下手を言いますよね。ピッチとかすごい潔癖」

TOSHI-LOWあそこの歌がちょっとズレてます......だからなんだ? って話だよ」

 

引用 only in dreams

 
良いこと言う!
 

音楽潔癖症

 

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音楽なんて好きなもん聴けば良いんだけどさ、正直、潔癖症が多すぎる気がします。
 
音楽的潔癖とは、ピッチがずれていたり、音質が汚かったりするともう聴かない人。
綺麗なものばかりききます。
 
ボーカルが聴きとり辛い。もう聴かない。
 
なんやねん!それが味やろ!  
 
確かに一番最初に耳にスッと入ってくるのはボーカルである。楽器をやっていたらまたそれも別だけど。大抵の人はボーカルが一番最初に耳にはいる。
 
そのボーカルが変だともう聴かないって人が多い。多すぎる。
 
ボーカルに癖があるのは大変素晴らしいものだ。というかバンドに癖があるのは素晴らしい。最近は癖がないとだめだ。聴けない。僕は変わったもの好きだ。
 

愛すべき癖

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パクチー好きですか?僕は苦手です。でもパクチーは好きな人はまじで好きじゃん。音楽もそういうもんです。
 
音楽も癖がある。そして聴きやすい綺麗なものはほとんど癖がない。
 
聴きやすいものは例えると、たまごかけご飯。みんな大好きたまごかけご飯。
 

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僕が好きなのはたまごかけご飯に納豆を入れてオクラとしらす加えて、醤油と白だしをいれたやつ。
 
ハムハム!ハフッ!
 
と、まぁ納豆好きな人はこれを食べることができない。オクラとしらすがダメな人も。でも僕は普通のたまごかけご飯よりこっちの方が好き。
 
好きなものばっかり食べるのもいいけど、もっと美味しいものがあるといいたい。そしてその探求をしてほしい。
 

癖のある曲

さて、ここでは癖のある曲をいくつか紹介する。さっきのインタビュー記事にあったようにまずはブッチャーズ。

 

Bloodthirsty Butchers/7月

 これはマジで癖がすごい。ボーカルの癖。でもそれがすごい良い。具体的にどういいかはわからんけど、グッとくる。
 
Number Girl/透明少女
 
通称、ナンバガ。ファンも多いがこの癖がすごいボーカルで聴かない人も多い。どのパートも個性が強く、フォロワーも多い。なんかグッと来る。
 
BLANKEY JET CITY/ガソリンの揺れ方
 
浅井健一の声が凄まじく特長がある。ガチのロックンローラーだから成立しているギリギリのかっこよさ。まじでかっこいい 。この癖が何とも言えない。
あえて邦楽であげてみた。
 

癖のあるアルバム

 
音質に関しても癖があるアルバムがある。ボーカルがしっかりしていても、アルバムに癖があったら聴かないみたいな人もいる。僕とか最初は全然だめだった。綺麗じゃないといけない。満足しなかったが、今ではノイズまみれでも平気な体になってしまった。
 
Super Car /スリーアウトチェンジ

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スリーアウトチェンジ

スリーアウトチェンジ

 

 

 
 
まじで汚い。なんやこれ!なんでこれ名盤っていわれてんねん!っていう感じの音質。ただ、この音質だからこそ伝わる青さと焦燥は言うことなしだ。
 
銀杏BOYZ/DOOR 

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DOOR

DOOR

 

 

これも凄い。音質でダメな人はもう絶対に聴けないアルバムだ。しかし美メロと青さが凄まじいので結局聴いちゃうアルバムだ。同時に出た『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』もすごいうるさいからいい。
 
一応有名どころの邦楽でパッと浮かんだのはこの2つのアルバム。この2つのアルバムを聴いたことある人はたぶん音楽的にいろいろと派生できる。他のちょっとコアな音楽にはまる可能性も高いということです。
 
ちなみに、最近の洋楽はそうじゃないかもしれんけど、癖が強いバンドが多い。もちろん全然癖がないバンドもいるが、探ってみると、個性が光っているバンドの多さにびっくりするでしょう。
 

まとめ

癖があるのがいいってことですよ。癖は慣れてしまうと、もう抜け出せなくなるくらいの魔力がある。その魔力に魅せられてほしい。
とりあえず、音楽的に『癖を楽しめる大人』になってほしいわけです。大人になると味覚も感覚も変わる。3年くらい同じバンドを聴いていて、なんか飽きたなってときは、近場のバンドを探すのではなく、思い切って全然違うジャンルのバンドを聴いてみると面白い発見がいっぱいだったりする。普段バンプとかラッドとか聴いている人は是非、一度Yo La TengoとかPAVEMENTとか聴いてみてほしい。ちょっと違ったことをするのって世界が広がるからね。
 
 

 

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