赤い音楽と青い服

音楽、ファッション、映画でいい感じに飛び跳ねるブログ。

ロックの歴史に女性あり。日本のガールズバンドを時系列に並べて考察する。



f:id:SASAKI-FUJIWORI:20151216212515j:plain

はてブみてたら、ガールズバンドをまとめた記事を見つけたんですけど、めちゃ叩かれてたんで、僕が代わりに作ってやろうとか思って。でも僕も当時の人じゃないので、雰囲気で行きますよ。あと、こういうのって詳しい人はめちゃくちゃ詳しい。ぶっちゃけ当時の人たちには勝てるわけない。でも頑張るわ。

ガールズバンドの定義

f:id:SASAKI-FUJIWORI:20151216212524j:plain  

大前提として、『ガールズバンド』は女性のみで構成されているバンドを指す。あと、ざっと通るので、流れを変えたとか、明らかに重要じゃないバンドは除く。自分の好きなバンドとか、自分の周りはすごかったのにとか、そんなの言い出したらキリがないので。

1960年代

まずは60年代のロックが出来はじめたころ。日本ではまだGS(グループサウンズ)といわれる形が主流です。その中でガールズGSとしてデビューしたのがTHE PINKY CHICKS

THE PINKY CHICKS/そばにいて

活動期間は1966年~1971年。音を聴いてもらえばわかるが、このころには海外のヒッピームーブメントの流れが日本にも来ていることがわかる。丁度、日本のグループサウンズにも面白いバンドが多々生まれてくる時期。The MopsやThe Golden Cupsなんかもこのくらいの時期にデビューしている。

1970年代

1970年代になると日本の音楽シーンもかなり変わってくる。ここで日本のアンダーグラウンドシーンは円熟していくのだが、オーバーグラウンドだとフォーク全盛期。ロックシーンだと、サディスティックミカバンドやはっぴいえんどが出てきて、ロックという概念が芽生え始めます。音楽的にもごちゃごちゃしだして、様々な音楽がそれぞれの方向で発展していくことになる。その中で一応ガールズバンドとして挙げられるのがGIRLSだ。

GIRLS/野良猫

活動期間は1977年~1979年と短い。グラムロックの影響か、やたらギラギラして艶やか。これで高校生というから驚きだ。多分他にもガールズバンドはいたのだろうけど全くわからん。

1980年代 前期

ここから日本のロックは『ロック』として認知度が上がっていく時代。様々なバンドが生まれていく。だから80年代は初期と後期に分ける。80年代初期のガールズバンドの先駆けとしているのはZELDAである。

ZELDA/時折の色彩

ZELDA自体は1979年結成なのだが、あえて80年代の前期とさせていただいた。そしてまたガールズバンドとして有名な少年ナイフの結成も80年代前期である。

少年ナイフ/ロケットにのって

この二つのバンドの出現こそがガールズバンドの世界での草分け的出来事となる。日本のシーンで売れるガールズバンド、一方海外でウけるようなアンダーグラウンド色のあるガールズバンドという『二分化』が生まれてくる。

そして、その後80年代後期になるにつれ、ガールズバンドブームがおこる。

1980年代 後期

80年代後期は皆さんご存知、プリンセスプリンセスSHOW-YAGO-BANG'S 達がメジャーデビュー。そして、三宅裕司のいかすバンド天国のブームからPINK SAPPHIREThe 5.6.7.8'sが出現する。

GO-BANG'S/スペシャル・ボーイフレンド

The 5.6.7.8's/I walk like jayne mansfield  & i'm blue

見てもらうと一目瞭然だが、GO-BANG'Sプリンセスプリンセスは日本で知名度を上げ、The 5.6.7.8'sは海外で知名度を上げる。あと、少年ナイフもこの頃は海外で有名になりつつある時期。差別する意味で言うのではないが、80年代はガールズバンドもコアでアンダーグラウンドよりな音楽指向の芽生えがあったといえよう。

90年代

90年代はバンドブームへと差し掛かるが、ガールズバンドに限って言えば、メジャーシーンに食い込むようなものはなかった。しいて言うならば女性が混じった混合バンドである、JUDY AND MARYやHysteric Blueなどのバンドが出てきた時代である。しかしながら、アンダーグラウンドシーンにおいてはSUPER JUNKY MONKEYOOIOOといった個性派バンドが出現。海外での評価を高めていく。

SUPER JUNKY MONKEY/Buckin the Bolts

2000年代

日本は音楽的にCDバブルが溶け始めているころ。またネットワークの発達により、聴く音楽の細分化が進んでいく。

2000年代初期はWhite BerryZONE中ノ森BAND等のメジャーシーンに食い込むようなガールズバンドが出現。(White Berryは99年結成だが2000年代にいれた。)

中期になると、チャットモンチーというポップでキャッチーなオルタナティブロックバンドの出現により、メジャーともアングラともいえないような音楽、いわゆる『ロキノン系』が頭角を現す。またSCANDALなどのアイドル路線系バンドも同時に生まれることとなる。またアングラシーンのガールズバンドとしてNisennenmondaiが話題になる。

Nisennenmondai/B2

2010年代

10年代になるとチャットモンチーから始まった『ガールズバンドにおけるロキノン系』が主流となる。また2000年代から始まった聴く音楽の細分化によって多種多様なバンドが取り上げられるようになる。その2つの効果により2度目のガールズバンドブームが到来。

ねごとSHISAMO赤い公園キノコホテルFLiP等のガールズバンドが次々出現する。またアイドル路線系としてはSilent Sirenが新たに出現し話題となる。

赤い公園/今更

まとめ

昔から現代までたどってきたけれど、ガールズバンドが今から増えていくことは時代の流れ的に間違いない。今は割合的に男性だけのバンドが多いけれども、今後ガールズバンドが増えていく。そしてアンダーグラウンドの嗅覚は男性より女性の方がいいようにも思う。コアでイカれた、そしてカッコいい女性バンドが出てくればと切に思う。

しかし自分も勉強になったなー。

公園デビュー(初回限定盤)(DVD付)

公園デビュー(初回限定盤)(DVD付)

少年ナイフ ゴールデン☆ベスト

少年ナイフ ゴールデン☆ベスト

N

N

ZELDA

ZELDA

TANUKI GOTEN

TANUKI GOTEN