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赤い音楽と青い服

音楽、ファッション、映画でいい感じに飛び跳ねるブログ。

ジャンルに殺される!?音楽を楽しむセルフカテゴリーのススメ。



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こんにちは。佐々希です。今回は、紹介とかじゃなくて、ちょっと思うことを。

ジャンルについて

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以前も言ったように、僕は、ジャンルマニアです。初めて聴く音楽のジャンルを考えたり、何に影響を受けているのかとか考えるのが好きなんです。これははまると楽しい。

さて、今回のテーマ、ジャンルに殺されるってことで、進めていきたいですね。 日本独自の音楽ジャンルといえば『演歌』が一番にあると思います。

しかしほかにもあって、それが『青春パンク』ってやつです。多分、海外にも青春の雰囲気を歌詞にこめて歌っているものがあると思いますが、Youth Punks なんてものに、カテゴライズされているのを見たことがないです。 たまたま『青春パンク』と呼ばれていた銀杏ボーイズの動画を見て思ったことがありました。

メンバーがボーカルの峯田和伸さん以外辞めてしまったバンドです。今現在、1人で銀杏ボーイズということで活動しています。この動画のコメント欄がいろいろ面白いと思ったので載せました。

『青春パンク』というのは、青春の記憶、思い出、若者たちの葛藤や焦燥を歌ったパンクバンドのジャンルです。銀杏ボーイズもメディア的には青春パンクと言われていました。日本の青春パンクといわれているバンドはほかにもあってガガガSPや175Rとかですかね。

さて、一番僕が面白いと思ったのは、コメント欄にあった、『昔の○○じゃない。あいつは変わってしまった。今はくそだ。全然聴いていない』という書き込み。

ジャンルは入り口

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本来なかったジャンルを作り出すのもメディアであり、あるジャンルを発展させるのもメディアです。ジャンルは便利です。あなたが新しい音楽を聴くときに、似通っている好みのものがすぐわかります。

この恩恵はすごい大きくて、近い雰囲気のアーティストを手軽に発見できるようになりますね。アンビエントならアンビエントのアーティストを探せばいいし、シューゲイザーならシューゲイザーを探せばいい的な感じです。でもこれは一方で危険なことでもあります。

もう青春パンクじゃない。とか、もうオルタナティブじゃない。とか、そんなのは本当はどうでもいいんです。音楽リスナーには、ジャンルが先入観を与えているということを意識してほしい。

その先入観の結果、聴く音楽を狭めてしまう可能性があります。ジャンルは行き過ぎると音楽を楽しむ行為を中途半端に遮断してしまいます。音楽を聴く側にとってジャンルは入り口であり、結果ではないと考えてほしいですね。

じゃあどうすればいいの?

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ここでお勧めしたいのが、セルフカテゴライズのススメです。あなたが音楽のジャンルを決めてください。世間的にオルタナティブといわれていても、あなたがパンクと決めればパンクになるし、ファンクと思えばファンクになります。最後はあなたが決める。これがセルフカテゴライズです。一度聴いた音楽はセルフカテゴライズした方が結局長く聴くことができます。

アーティストにとって、青春パンクも一度聴いて、青春パンクだから青春パンクっぽくしないといけない。オルタナティブだからオルタナティブしないといけないとかは全く関係ない。

それと同じであなたも青春パンクっぽくなくなったら、今後は聴かないとか、オルタナティブになったから、今後は聴かないとか、昔はこうだったのに、今は全然違うからくそだとか、そんな単純にアーティストを見捨てるな。

そんなもんどうでもいいはずだ。今のアーティストの現状がどうかを見た方がいい。確かにアルバムやライブの良し悪しはあるが、昔のほうが好きだとか、どの時期がいいとかはあると思うが、自分の意に反したものになったら見捨てるのは悲しい。戻ってほしいとか、何がしたいかわからないとかそれはあなたが理解しようとしないからです。

カテゴライズにとらわれすぎると、どうも自分の予想外のことが起こった時に対応できないみたいです。

まとめ

ごちゃごちゃなってしまったけれども、結局言いたいのはジャンルは入り口であり、とらわれるものではないってこと。リスナーはここまで考えると音楽をもっと楽しめますよって話です。『見捨てる』んじゃなくて、『見守る』というスタンスのほうが、アーティストは育つと思いますよ。あと自分の意に反した時に、アーティストにどういった動きがあったか予想するのも楽しみの一つです。嫌いになった時期の音源を聴いてなんでこんな音楽になってしまったのか考えると、思わぬ発見があったりしますよ。

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音楽がわかる世界地図 今と過去、世界各地の音楽・楽器・ミュージシャンが一冊でわかる

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